2010ヘビデータ簡易版

いろいろしなきゃいけないことがありながら、逃避をしてしまうのだけど、逃避のしどころが悪かった。

いや~くたびれた。

2010年に北海道で見てきた蛇のデータをまとめました。

年間確認数 67匹 (前年51匹)
うち生きていた率 58.2% (前年33.3%)
年間確認種数 4種 (前年4種)
初認 5/2  (前年6/10)
終認 9/30 (前年10/1)

内訳
アオダイショウ 22
シマヘビ 10
ジムグリ  16
ニホンマムシ 18

でした。

今年は去年より都会を離れた居を持ったことが
初認の早さと個体数の増加に結びついてるかな。

秋口に、少し体調が下降線で10月あまり動かなかったので
今年は当年幼蛇にあまり会えなかった。
ラストスパートには失敗した。

マムシが多いのは、マムシを撮影したかったから。
マムシのいるところに足を運びまくったからですね。
去年と同じ雰囲気で探してたらそんなに出くわさない。

今年フィールドをしていて感じたのは、
一日中暑いと感じる日が多くなかったです。
昼はかなり暑くなるけど、夜にがくっと下がる。

北海道だから当たり前ではあるんですが、
去年、今年とそんな感じがします。

特に真の夜行性のシロマダラを探していると寒いです。
マムシなら昼にもかなり見られるんですがー。

今年は図鑑作成のために、できるだけ新しい写真を撮ろうと
あちこちに出向きました。

歩きまわった時間が多かったので、
路上死体より生きた個体に出会う機会が多かったんだと思います。

しかしそれでも約半数は死骸なんですね。
発見した死骸のほぼ100%が轢死です。

弱った蛇はキツネやら猛禽に獲られるから
死骸が残らないのでしょうけどもね。

もうちょっとデータは細かくとっているんですが、
まだまだわかんない事だらけです。

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StreamLined Syndrome

卵泥棒

Hot spring street には、フィールド部分をアップしたんだけども、今日の一番の目的はこれだったんだ。

結構楽しみにしてたんだ。

うずらの卵を買ってきた。
鶏卵より高いけど雰囲気味わうならこれで十分だと思ったんだ。

ラップで包んで準備完了だ。
さあ、出かけよう。

おやおや、こんなものがありますよ~。

二つ、漬けてみました。
相当熱い湯です。

しかし20分待ちか。
固ゆでの方が好きだからな。

だからうずらの卵にしたんだよ。
20分あれば、固ゆでになるよね?

しかし、20分吹きっさらしの野外にいるのは、相当辛い。
(温泉街でも気温氷点下2℃…)
温泉街を歩いて適当に時間を潰そう。

平日の温泉街は静かだ。
歩きまわって戻ってきた。10分くらいかなあ。

?!

アレ…?

私のお昼が…。

オマエカー!

もう相当、へこみましたよ。
盗人は人間に限らんですね。

ラップ2つとも回収できただけ、良かったよ。。。
(ラップごと飲んだカラスはおらんかったということで)

食べますよ、もちろん。
悔しいから、家でゆでた。

次こそはちゃんと温泉で卵茹でてみせる!

(今気がついたけど、ラップで包むと硫黄が卵の殻に変化を与えないから
ちょっとつまんないよね)

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シロマダラ・パンフ

シロマダラ生息調査研究会のポスターが出来ました。

情報求む!!シロマダラ(PDF版)

※情報の募集期間が終了いたしましたので、サイト上のポスターの掲示は終了しました。

北海道在住の方で協力いただける方、このポスター印刷して貼っていただける方、おりましたらよろしくお願いします。
(シロマダラの生息を調べているのは「北海道エリアのみ」です)

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識別テスト(ヘビ検定)

今後の調査の足しにする予定でこの問題を書いています。

では、興味のある方はどうぞ。

Q

以下の20問にお答えください。
なお、わからないものはわからないと答えてください。
選択肢は8つ。以下の種類だけしか問題は出ていません。

タカチホヘビ
ヒバカリ
シロマダラ
ニホンマムシ
アオダイショウ
シマヘビ
ジムグリ
ヤマカガシ

これは技量を試すのではなく、
一般のヘビに対する認識をはかるアンケートとお考えください。

問1
このヘビはなんですか

問2
このヘビはなんですか

問3
このヘビはなんですか

問4
このヘビはなんですか

問5
このヘビはなんですか

問6
このヘビはなんですか

問7
このヘビはなんですか

問8
このヘビはなんですか

問9
このヘビはなんですか

問10
このヘビはなんですか

問11
このヘビはなんですか

問12
このヘビはなんですか

問13
このヘビはなんですか

問14
このヘビはなんですか

問15
このヘビはなんですか

問16
このヘビはなんですか

問17
このヘビはなんですか

問18
このヘビはなんですか

問19
このヘビはなんですか

問20
このヘビはなんですか

問21
このヘビはなんですか(採点対象外)

問1から問10までを第一採点ポイントとする。(1問5点、50点満点)
※誤答は-5点ですが、「わからない」と答えた誤答は-4点とします。

25点以上で、問11以降を採点する。
※第一採点ポイントで合格点に満たないものはそこで採点終了です。

問11から問20までを第二採点ポイントとする。(1問5点、50点満点)

答え
問1 アオダイショウ
問2 シマヘビ
問3 ジムグリ
問4 タカチホヘビ
問5 ヒバカリ
問6 シロマダラ
問7 ヤマカガシ
問8 ニホンマムシ
問9 シマヘビ
問10 アオダイショウ
問11 シマヘビ
問12 ジムグリ
問13 ヤマカガシ
問14 ニホンマムシ
問15 シマヘビ
問16 ジムグリ
問17 シマヘビ
問18 アオダイショウ
問19 シマヘビ
問20 アオダイショウ
おまけ(得点なし)
問21 ニホンマムシ

なお、アンケート的なものとしましたが、
解答に「はりあい」を求めたい方になんとなく考えた指標を
以下に示します。

0~10点 ヘビであることがわかるが種類の鑑別は難しい
11~25点 毒ヘビと識別を間違う可能性があるのでヘビには触れないほうが良い
26~50点 一般的な種はある程度認識できる
51~75点 一見するだけで多くの種を識別できる
76~90点 ほぼすべての種を見分けることができる
91~100点 素晴らしい識別力

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シロマダラ生息調査研究会

先日、faura No.22が発売になったのですが、その中のTopicsで一般に公表されたので、記事にします。

今年の夏、北海道石狩市でシロマダラが撮影されました。
一般の方が携帯電話で撮影したのですが、特徴はまさにシロマダラでした。

捕獲確認に至っていないので完全な確定ではないのですが、
おそらく、新生息地として調べることになるようです。

円山動物園や酪農大学などの主導で調べて行くことになるのですが、
幸運なことに、このシロマダラ生息調査研究会のメンバーに
私も含めていただけました。

シロマダラはまだ、標本のあるような確定的な記録はほとんどなく、
札幌近郊で捕獲された標本が3個体あるのみとされています。
追記091119:標本が残っているのは1個体でした

今年は京都府でもシロマダラが発見され、
その報道によると「京都府初記録」だったそうです。
(知らんかった。。。)

このように、普段から気にされていないで実はあちこちに生息していた、
ということも考えられるため、今後の動きが楽しみです。

個人的には北海道でもシロマダラ探しはしてきていたんだけど、
来年は是非、北海道産のシロマダラを撮影したいですね~!

faura22号から25号まで、
巻末カレンダーを私が担当する予定で、
「北海道のヘビ図鑑」をテーマにしておりますので、
最終号くらいにはシロマダラ、載せたいですね!

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