Life

Callosciurus erythraeus thaiwanensis
Taiwan squirrel
台湾栗鼠(タイワンリス)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

もしかしたら、ややこしいポストになるかも知れないので、簡潔に。サイトのトップにも掲載するのはやめておきました。
It writes concisely because it is likely to become a confusing post possibly.

外来種。これらは、日本の野生動物にとって脅威だ。
日本も特定外来生物など法律を作って、新たな外来種が増えないように、あるいは駆除など視野に入れて政策を進めていくつもりのようだ。
A naturalized species. These are threats for wild animals of Japan. Japan makes a law about the naturalized species. The law is aimed at new naturalized species not increasing.

タイワンリスも、日本では外来種。でも、こんな姿を見てしまうと、胸が締め付けられる。親リスに子リスがすがり付いているが、親リスはもう死んでいる。このあと30分、子リス2匹が親リスから離れようとしなかった。
子リスも何度も行きかう車におののいていた。
The Taiwan squirrel is a naturalized species in Japan, too. But my chest is tightened when I watch such a figure. A child squirrel clings to a parent squirrel, but the parent squirrel is already dead. For 30 minutes, two child squirrels were not going to be separated from a parent squirrel after this. The child squirrel shuddered with the car which came and went many times.

外来種と言っても、2種類ある。自分の意思(のようなもの)で入ってくる外来種と人間に連れてこられる外来種。前者は、人間がいなくても気候の変動などに伴って、いずれ分布を拡大するだろう。後者は、人間さえいなかったら、問題を起こさなかっただろう。
“The naturalized species” has it of two kinds. One is a creature that invades in their intentions. Another is a creature that man brought. Even if there is not a human being as for the creature which invaded for one’s intention, they will enlarge distribution sometime soon. The creature which a human being brought tended to cause a problem, but would not cause a problem when there was not even a human being.

外来種の駆除。駆除が強く叫ばれている。私も、駆除すべき動物は多いと考えている。でも、かれらにも命がある。駆除をするということは、命を奪うと言うこと。誰かが奪うと言うこと。
The extermination of the naturalized species. The extermination is strongly demanded. I think that there are many animals which I should get rid of.
But they have life. It is to take life to get rid. It is that somebody takes life.

遺体を発見し、数枚写真を撮って暗い気持ちになったあと、しばらくその場を離れた。戻ると、子リスはもういなかった。私は、親リスの死体を、道路縁の草地に放置した。
I left the place for a while after I discovered a corpse, and I took several pieces photographs, and having felt gloomy. When I came back, there was not the child squirrel anymore. I left the corpse of the parent squirrel in the grassland of the road edge.

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faura No.21

I took a picture for the cooperation of the booklet making.
faura No.21” (Japanese text only.)

北海道の自然を知る季刊誌、faura No.21 のインタビュー撮影のお手伝いして来ました。

名前は出ていませんが、風景写真家の後藤さんの写真を撮らせていただきました。
人の写真は難しいですね。編集、大変だったかも…(^^;

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Revenge

I revenge to look for Dragonfly.
This kind is smallest hawker species.
I got it!


オオルリボシヤンマとアキアカネ
Dragonflies

ひょんなことから、知人からマダラヤンマの記事読んだよってことでメールを頂き、情報交換したら、自分が見に行った場所の近くで今年も確認できていたみたい。
ちょっと悔しく思っていたところ、また別の現時本州在住の知人とフィールド行くことになり、マダラヤンマのメールをくれた方とも一緒の行動なので、ラッキー☆と出かけてきました。

フィールドに出たのは自分含め4人。
基本的には鳥見の方々だけど、植物、虫、その他生き物にも詳しい方々なんで、
自分的にだいぶ楽してしまいました(^^;

みなさん、ややこしいクロイトトンボ系を飛んでる姿で、
ある程度同定できちゃうんで、びっくりです。

さっそく鳥見がてら、マダラヤンマ探し。
しかし風強いもんで、ヤンマ自体あんまり飛んでない。。
時期もそろそろ終わっちゃってるのかな。と少々不安に。

イター!産卵個体イター!!
と思ったのが上の写真だけど、
みなさん冷静に「あれはオオルリボシヤンマ」。

おおう。マダラヤンマおらんねえ。

クサシギを追っかけながら歩いてると、
(北海道ではクサシギって多くないんだね)
小型ヤンマが飛んできた。


マダラヤンマ
A kind of hawker.

マダラヤンマ
A kind of hawker.

キタ━━━━(・∀・*)━━━━!!
やっぱ小せぇぇぇぇ。

マダラヤンマ小さいよ。
風強いからホバリング時間短いよ。
ノシメトンボとアキアカネ一生懸命威嚇して全然止まらないよ。。

上の写真撮るのに1時間くらいかかった(--;

1匹だけ、メス個体も見れたけどこれは撮れなかったわ。
ずぶずぶ水中に埋まってるのはオオルリボシばっかり。
改めて見比べると大きさかなり違うねえ。。。

日本最小のヤンマ、マダラヤンマ確認しました。
かっこいい!

鳥は、時期がもう悪いのか、
シギやチドリはほとんどいなくてスカスカ。
難しいジシギ系も2羽飛んだけど、
タシギとオオジシギじゃないだろうかと教えてもらった。

タシギは鳴きながら飛んだから、今後覚えられるかもしれないけど、
オオジシギみたいなやつ、飛んでる姿で(地面にいたとしても)
確認するの難しいだろうなあ。

その後、場所を移動して別の池に行って鳥を探していたら、
一人が木に登ってなんか撮ってる…。
なんやろ?
なに撮ってるんで…?


ジャコウカミキリ
A kind of Longhorn beetle

キッ
キタ━━━━(m9 ・∀・)9m━━━━!!
北海道特産ジャコウカミキリ~。

自分はその場では種はわかんなかったけど、
みんな教えてくれるから助かる(^^)

自分はお裾分けで写真を撮らせてもらった。

居た木を見たら、小さい穴開いてるし木屑吹いてるし、
来年以降もこの木の周辺探したら見れるってことなのかな。

撮りまくって放してきたんだけど、
帰り際に「何故に麝香?」と思って恐る恐る手の臭いかいだら
い~い臭いしましたわ。
いい意味でのジャコウ。
くっさ~っていうジャコウじゃなかった。
見た目も香りも素晴らしいカミキリですな!!

カミキリの話をしつつ、雑談してたんだけど
朝、結構な地震があったようだ。
よく考えたら、待ち合わせ場所に行く途中、
交差点でアイドリングストップしてるのに、
やたらと車がノッキングするなぁ、おかしいなぁと思っていたけど
地震だったのね。。。

その後解散。

一人を引き取って、写真展を見に行こうと画策したけど、
渋滞やら何やらで写真展の場所のオープン時間に間に合わなさそうだったので道を変えて、
ヤマガラ珈琲に行ってみました。

久しぶりに飲んだエスプレッソベースのカフェラテと、サータアンダギーが美味しかった。
双眼鏡の中古品も扱っていて、かなりお手ごろ価格。

自分も今は昔に買った、ビクセンの1kgくらいありそうな重い10倍
双眼鏡なんだけど、カメラも持ってるので、持ち歩きには重くて閉口する。
最近は8倍でも十分だし、中古品のでも視野が明るそうなもの(とにかく質がいい)もあるので、
お金出来たら持ちたいな。

生き物見る人も、コーヒーが好きな人もお勧めの喫茶店です。

ヤマガラ珈琲でくつろいでると、だいぶ夜が迫ってきた。
体もまだ動くので、夜の蛇もついでに確認しとこうと札幌南部の
山のほうへドライブしてきた。

本州のように、
車通りが少なくて・舗装だけど汚くて・森の中
みたいな林道は札幌は多くないのだけど、
そんな感じのところを先日見つけておいたので、車で流してみた。

夜の蛇は見つからなかったけど、アオダイショウの子供の轢死体が3匹落ちていた。
やるせない感じにはなるけど、
「ここではアオダイショウがすんでいる」
「ここではアオダイショウが繁殖している」
「ここではアオダイショウのえさとなる動物が豊富」
というキーワードにつながるので、
今後の活動にとてもいい情報が手に入った。

ということで長い一日は終わりました。

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Make-believe

Aeschna nigroflava
Hawker sp.
大瑠璃星蜻蜒(オオルリボシヤンマ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

最初に書いておきます。このオオルリボシヤンマ捕まえてから、木に止めて撮りました。見る人が見ると、すぐにわかる。不自然な感覚がイメージに込められている。
I am writing the result first. After it had been caught, this dragonfly was perched to the tree. An unnatural sense is put in the image in this photograph.

ヤンマのとまり方。それはアカネなどの赤とんぼのそれとは明らかに違います。ヤンマは飛ぶ事に特化し、止まることに重点を置いていない。だから、アカネのように体を地面と平行に止めることができず、多くの場合ぶら下がるようにして止まる。
The dragonfly is different in way of perching of by a kind. Because it is difficult for this dragonfly to do posture in parallel with the ground, he hangs in many cases and perches.

オオルリボシヤンマは美しいヤンマです。飛び回っているので、(私には)普通には簡単に撮れませんし、(私には)止まっている姿もなかなか見ることができません。私はヤンマの止まり方は知識として持っていました。この写真はそのイメージに近づけたつもりだったが、ヤンマに対する経験不足が「不自然」を醸し出すのだろう。
This dragonfly is very beautiful. Because he flies about, the photograph cannot be taken easily, and I cannot also see his perching appearance easily. I had the way of perching of these dragonflies as knowledge. I intended to have brought this photograph close to the image, but my lack of experience for this dragonfly will express “Unnatural” of this photograph.

これは「やらせ」です。「やらせ」はよく、批判の矢面に立たされることがあります。しかし、「やらせ」は悪いことでしょうか。
This is “make-believe”. There is often that “the make-believe” is criticized. However, will “the make-believe” be bad?

一番の悪は、「やらせ」に嘘を含ませること。不自然な「やらせ」を、自然状態であると捏造すること。図鑑などでこういうことは、なるべくないほうがいい。見る人に誤った情報を伝えかねない。
It is to contain “make-believe” in a lie to be the worst. It is to tell a lie that it is an actual state by unnatural “make-believe”. The photograph may convey wrong information to a looking person.

頭の中のイメージをそのまま写真に出来る能力は羨ましい。「やらせ」も極めれば「自然」になる。野生の環境を忠実に再現するのも「技術」であり、「芸術」だと思う。いや、野性の環境にこだわらなくてもいい。頭の中のインパクトのあるイメージを実像化する能力はとても欲しい。
I am enviable the person who has the ability that a photograph just has for an image in the head. If photo-skill improves, “the make-believe” becomes “nature”. I think that to reproduce wild environment faithfully is “skill”, and it is “art”. I may not need to be particular about wild environment. I want the ability to make an image with the impact in the head a real image very much.

私の撮影のテーマの生き物はヘビ。完全な自然の状態でリラックスしたヘビの姿を撮るのは非常に難しい。普通に「やらせ」をせざるを得ないときもある。彼らが私に気が付けば逃げてしまうからだ。
A creature of the themes of my photography is a snake. It is very difficult to take the figure of a snake relaxed in a natural state to me. I must sometimes do “make-believe”.
The reason is because they escape if they notice me.

写真を撮るとき、フィールドに出るとき。私はヘビの自然の状態を目と脳に焼き付ける。そしてその状況を忠実に再現できる技術も磨きたいと思っている。
When I take a photograph… When I go to the field… I memorize the natural state of the snake in my eyes and my brain. And I want to improve in “the skill” that can reproduce the situation faithfully.

生き物を撮るとき、どこまでが「やらせ」だと考えますか?
捕まえた後、別の場所に移動して撮る。
捕まえた後、捕まえた場所で撮る。
相手が明らかにこちらの姿を確認して緊張している姿を、逃げられる前に撮る。
相手はこちらに気づいているが、リラックスをしている姿を撮る。
相手は全く気づいていない。その姿を撮る。

相手が鳥であったり、爬虫類であったり昆虫であったり。それによっても「やらせ」のイメージは違うし、個人個人での「やらせ」と感じるボーダーラインも違う。

私は面倒くさいから、全部の写真に「やらせ」かどうかを説明するつもりはないです。ただ、誤解を招きかねないときには、説明するようにしています。この写真は「やらせ」です。

もちろん私は、この写真のカラーが好きだ。次は、もっと自然な「やらせ」を出来るようになるかもしれない。もっと経験を積まないと。
This photograph is “make-believe”. I like colors of this photograph. I may come to have the nexts by more natural “make-believe”. I should acquire more experience.

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Viviparous lizard

I moved at 700km a day. My purpose is to take a picture of the viviparous lizard. It cleared up though I worried about whether it rained. I took over 200 photographs of viviparous lizards, and came back. However, I couldn’t take creatures photographs other than the viviparous lizard.

 コモチカナヘビ
Viviparous lizard

あまり体調に自信が持てず、連日の宿泊フィールドは厳しそうなので、日帰りで道北に行ってきました。往復700kmでした。動ける日には動ける限り動く、ストイック作戦に生きることにしたのですが、今回のの撮影はかなり厳しかったです。

早寝して、夜中の24:00に出発。少しでも切り詰めるために高速道路は封印。(夜中でETC使っても往復なら5000円近くかかるからね…←記事書いてた当時ね)途中でキタキツネを6匹つ見かけた。夜中の2時、3時でも動き回っているんだねえ。でも、途中で停車してゆっくり撮影できる道路状況ではなく。後ろ髪を引かれつつも、日の出到着目指して北へすすむ。

オロロンライン(日本海側の国道)は留萌をこえたあたりからかなりスッキリしています。まっすぐすぎて退屈にもなるけど、それでも時々町があるから高速よりもいい点はありました。

日の出は稚内の直前に迎えました。日の出なんて見るの久しぶりだよ。。。

出発から6時間弱、ようやく稚内市に着いた(^^)高速道路使っても1時間くらいしか違わなかったかも。コモチカナヘビの出現時間を十分に把握していないから、ちょっとあせった。草原周辺は前夜の雨がひどくって、路面も地面も乾いていない。ちょっと草むらを歩いただけでびしょびしょ。自分がトカゲだったら、今、この場所に出てくるのはいやかなあ。

5:30、6:30と去年コモチカナヘビを確認している草むらを歩くが、コモチカナヘビは出ていない。やばいな…。はずしたら泣く…。

7:30。
歩いていると、カサッと草むらに飛び込む音が聞こえた。よく見ると、ようやく1匹目のコモチカナヘビを見れた。じっと待ってると、すぐ草むらから出てきて日向ぼっこを再開した。緊張感の無いやつめ。

数年前は日が上がりすぎた時間に行ってしまい、個体数もあまり見れず、素早く逃げられるなどで十分撮れなかった。

去年は朝早く行ったのだけど、木道の照り返しや、朝日による逆行などでこれまた十分に撮れず。

今年はその反省を活かして、自作兵器(フラッシュ備品)もいくつか持って挑んでみた。レフ板で間接フラッシュで撮ったり、殺人逆光を傘で止めてみたり。効果はそこそこあったので、今年は躍動感のある写真は撮れなかったけど、差のある個体をいくつか撮ることができた。

でかいカメラとレンズにフラッシュつけてそこから針金生えてて、レフ板つけて傘持って歩くのは相当怪しい姿だけど、誰も来ない場所だから良いのですよ。まあ、誰か来ても開き直るしかないんだけど(^^;

風にあおられてピラピラするレフ板に、コモチカナヘビが驚いて逃げられてしまう弊害はあったけど、今回はまあ、成功。今後改良を加えていきましょう。

コモチカナヘビ(尾切れ)
Viviparous lizard

この尾切れは痛そうだ。自切、というより根元から食いちぎられた感じ。これは再生するのかなあ…。

その後は一気に30匹以上のコモチカナヘビを見ることが出来た。しかし、緑っぽい個体は1個体しか目にする機会が無かった。その1個体を何とか撮れて良かったよ。

幼体は皆無だったなぁ。時期的にいっぱいいるはずなんだけどな。時間帯が悪かったかな。

で、9:00にはコモチカナヘビを切り上げ、ゴマフアザラシが越夏してないかな~と、抜海にいってみた。わくわくしながら探してみたけどナンモイネ。ゴマフアザラシっぽいテトラポットや、ゴマフアザラシっぽいゴミがあった。

仕方ないから鳥でも探そうと思ったら、双眼鏡忘れてきた…。しかも、ウミネコとオオセグロカモメしかおらんかった…。

帰ろうとしたら蛇が轢かれてた。全く模様が無いので、ジムグリに見えた。でもぺちゃんこになった頭に違和感があった。アオダイショウかも…?いや、シマヘビの麦わら…?と思って、体鱗を数えたら胴の中央で19。シマヘビだった。こんな見事な麦わら、生きて会いたかったっすね。

だいぶ疲れてきたので、車の中で昼寝しようと思ったんだけどギラギラ太陽がきつすぎて車内が蒸し焼きになるので、寝れない!ということで、ゆっくり帰ることに。窓開けて車動かしたほうが涼しいよ…。

帰路の中間地点、羽幌フェリーターミナルでお昼を食べつつ、「天売島に渡りてぇぇぇぇ」と、叫ぶだけ叫んで、さらに南下。

ルートを確認していたら、江別を通って帰ってもあんまり距離が変わらなさそうなのでなかじさんと佐藤さんの写真展を見に行く。(二人十色展、江別市野幌の自然ふれあい交流館で2008.9に写真展が開催されています)

お二人の写真は、さすがとても綺麗。自分は、なかじさんの「緑」や佐藤さんの「赤」のような写真を撮りたいな~。疲れた体を目から癒してくれる写真展でした。

マツムラナガハナアブ♀
A kind of Syrphid fly

その辺で見かけたスズメバチ…もどき!顔が思いっきりアブですな。

そのあと、ここまで来たら、動ける日は徹底的に動こうと思って、来年以降のためにも夜のヘビポイント探し。札幌周辺では、なかなか本州のように「蛇がいそうな林の中を車で流せるポイント」がないので、そういうところをチェックしに。成果は全くなかったけど、雰囲気の良さそうなとこは2ヶ所あったよ。これであと蛇がいれば文句なしなんだけどね。

来年は札幌周辺、もしくは北海道内のヘビを徹底的に探すことになるかも。22:00、自宅到着、全てを終了。

その後1日は元気だったが、そのあと2日間死んだという。。筋肉痛みたいだ。。。(しかも若くないタイプ)

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Dragon

Goniurosaurus kuroiwae kuroiwae
Ryukyu ground gecko
黒岩蜥蜴擬(クロイワトカゲモドキ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1000*

日本には、龍と呼べるほどの大きく立派な爬虫類は元来生息していない。日本人の中でも、龍のイメージは様々あるだろうが、私のイメージではこれが一番近い。
The big reptiles which we can call “Dragon” do not inhabit Japan. (In native.) Even if the Japanese has the image of various “Dragon”, this is the nearest for my image.

西洋での「龍」は翼があったり、首が長く、巨大なものが多い。対して日本の「龍」は細長く、角や髭が生えている。
As for “Dragon” in the West, there are a lot of one that it is alar, and the neck is long, and the body is huge. On the other hand, “Dragon” of Japan is long and slender, and has horns and the beard have grown.

私も名前に「龍」を持っている。いずれ私も龍になれるだろうか。未だ「井の中の、桶の中の、柄杓の中の蛇」ですが。
I am not strong and am not big like “Dragon”. Like this Ground gecko that I want to be strong in only the feeling.

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Spark

Elaphe quadrivirgata
Japanese four-lined ratsnake
縞蛇(シマヘビ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

ヘビで太陽をバックにした逆光写真も撮ってみたいと思っていた。きっとチャンスはこれからもあると思うのだけど、日本の昼ヘビは地べたにいる事が多いので太陽バックの写真は難しい。
I thought that I wanted to take it of the backlight photograph of the snake that backed the sun. Hereafter, I will surely have the chance. However, it is difficult for me to take the photograph of the snake that backs the sun because there are a lot of the snake that acts in the daytime of Japan on ground.

コンクリ地面からの照り返しでの逆光写真は面白みを感じないのだけど、濡れた地面は反射が均一じゃないから面白いです。撮る人間はドロドロになりますが。
I do not feel interest in the backlight photograph of the reflection from concrete ground. However, it is interesting in me because wet ground doesn’t reflect uniform light. Though man who takes the photograph becomes muddy.

跳ね水が逆光を受けて、火花のように散っていました。
Splash water caught the backlight and was scattered like a spark.

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Aim

I aimed at watching a specific creature and went out. The kinds were a snipe and a dragonfly and a snake. I was able to observe it each, but was not able to photograph it enough.

トウネン
Red-necked Stint

今回は短めの2つのフィールドをまとめちゃいました。8月の後半は気温も上がらず、天気もウジウジしてて、北海道の夏っ!という感じの日がほとんど無かったので、フィールドに出る予定を立てられなかった。体調が良くて、天気が良かったら少し出かけると言う具合でした。

今回の狙いは札幌周辺ではあんまりいいポイントが無いシギ・チドリ。ルリボシ系ヤンマの小型種のマダラヤンマ。とにかくヘビ。と、こんな感じでした。

全部見るだけは見れた、と思ったらマダラヤンマだと思っていたのがそうじゃなかったみたい!!むずかしぃ~。

最初は札幌周辺の川の河口でシギ・チドリを見てみた。8月後半の北海道なら、結構渡ってきてると思うし、何はともあれ、かなりの識別苦手分野。勉強しましょうと言うことで覗いてみたが、

トウネン200+、ハマシギ2。終わり。

んんなんでぇぇぇ。

でもトウネンの中でも違和感のあるのがいたから、片っ端から写真撮っておいた。家に帰ってから、図鑑やら何やらで頭から煙を吐きながら調べたけど、どれもトウネン以外には見えない。体格差、くちばしの微妙な曲がり具合、夏羽冬羽。それぞれに微妙な違いがあるものの、トウネン以外の種とは思えない。。。で、鳥がよくわかる友人にも見てもらったけど
「これはトウネンでいいよ」
とのことで、やっぱりトウネンだったみたいです。

そこの場所は、砂浜のキワキワだったので、クルマの車輪がスタックしないか、とか釣りしてる人に邪魔にならないか、とか余計なことにも気遣いしてへとへとでしたよ。

まあ、でも、関東にいるときからみたら、鳥との距離はすごい近かったけども、こんな疲れるのはやだな~。

オオルリボシヤンマ?
A kind of dragonfly

そして、ちょっと憧れのヤンマだったマダラヤンマ。札幌市内で、いるかも?と言う場所を見つけていたので、そこに行ってみたら、それらしい雰囲気のがいた。でももうちょっと早い時期か、遅い時期にすればよかったと後悔。早い時期だったら、ノシメトンボみたいなアカネが大発生していることも無く、ヤンマも縄張り確保のためにびゅんびゅん飛び回ることも無かったかも。。。
遅い時期だったら、羽も少しボロが来て飛翔力落ちて、、、まあどちらにしても写真が撮りやすいかなと思った。

今回は元気に飛び回りすぎて、決まったコースもパトロール出来ないくらいだったので、置きピンの適当撮影。かろうじてまあ、それらしい証拠写真を収めるだけに終わった。

で、あとで検索して迷いはじめて、トンボ好きの友人に見てもらったらマダラというよりはオオルリボシっぽい…。とのお返事。むう、、
やっぱ自分の目じゃちゃんと捕まえないと雰囲気とか、ぱっと見で判断できないねえ。今年は別個体のオオルリボシヤンマが綺麗に撮れたから、まあいいとしよう。。。(青い目ヤンマ大好き)

ノシメトンボ
A kind of dragonfly

大発生中のノシメトンボ。アキアカネ(たぶん)も混ざっていたけど、とにかくノシメトンボだらけ。写真は、マクロと先日作ったレフ板を使って撮影してみた。悪くないわ。

粘ってヤンマを撮りたかったんだけど、雨降ってきやがった。なんじゃこの梅雨のような天気は!オリンピックお天気ミサイルの影響か!(関係なさそう)

ただでさえ止まってくれない青いヤンマも姿を消してしまいました。

キバラヘリカメムシ
A kind of stinkbug

雨降っちゃって、もうなんもいない…。草刈り隊もやってきて、葉っぱの虫すらもいない…。でも、かろうじて奇抜なキバラヘリカメムシの幼虫ゲットでした。これも、マクロとレフ板の相性がいい感じで働いてくれて写真撮れました。

で、数日あけて、8月の末日。ついにカーッと暑くなりそうな予報だったので、ヘビを探しに。もう仔ヘビもいい頃かなあ、と思ったけど、おっきな大将が2人いました。(^^)

アオダイショウ
Japanese ratsnake

これは1匹目だけど、いるのに気づけなくて逃げ出したところを捕まえたので「泡食ってる」ところ。「はなちょーちん」みたいだ。今年は気温低かったから、少しだけお子様の登場は遅いかな。この日は久々に暑くなったので、バテバテ。カメラの機材も、絞り込んで持っていかなかったので重いのもあって、体力削られてしまった。失敗。

今後も天気のいい日は、仔ヘビを探して歩こう。でも、長くてもあと1ヶ月くらいしか見れないだろうな~。

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Many moth

Hokkaido is very large land. I went to East hokkaido from Sapporo. There is many nature places. But it is very colder than sapporo. I didn’t found many animals, but I enjoy in nature of east hokkaido.


アオイトトンボsp
A kind of Dragonfly

北海道は広い。半端なく広い。札幌を起点に道東を少し動き回ってきた。今年は意外と暑い日が少なく、お盆を前にしてすっかり秋模様です。

イトトンボの仲間は、ちょっと識別難しくて触れられない部類だったんだけど、逆に捕まえやすいので、よく観察できる。お陰で数種類だけ、識別できるようになった。今回は赤い目のイトトンボを探しに行ったのですが、結果から言うと×。簡単ではないようです。

写真のアオイトトンボの仲間は、この写真ではアオイトトンボか、エゾアオイトトンボか識別するのは困難みたい。


ゴマダラカミキリ
A kind of longhorn beetle

虫ばっかでゴメンナサイね。これは札幌で見つけたゴマダラカミキリ。大き目のカミキリだけど、自分の好みからするとちょっと太い。ずんぐりしてる。カラー的には好きなんだけど。でもこのカミキリ見ると、気持ちが充実する。食べ物で言えば、干し芋って感じか?


カシワマイマイ
A kind of gypsy moth

公園の大きめの木を見ると、こいつだらけ。今年大発生中のマイマイガの仲間のカシワマイマイです。名前をマイマイで止められると、カタツムリの仲間と勘違いしそうになるから勘弁して欲しい。。

移動中、とある水銀灯ではたくさんの昆虫が~飛び回る虫が~、、、

↓ クリスタルキング「ユリア永遠に」っぽく

だ~か~ら~
今日より  明日より  愛が欲しい~
夢より愛する  君が欲しい~
全て蛾~!!


上の歌は、トンボ屋の友人と林道歩いてたときに出来た歌だ。やんばるの山奥でストッキングに包まれた腐れバナナを発見。(バナナトラップ:虫捕りトラップよ)
クワガタでも付いてないかな?(ドキドキ)
もしかして、スズメバチ盛りだくさんかな?(ガクブル)

そう思って見に行ったら、くっついていたのは全て蛾だった。

どうだった?と聞かれ、
うん、全て蛾~~~(泣)

こうして生まれた曲だ。いつの日も芸術作品が生まれるときは苦労が絶えない。この歌をまた歌う日が来るとは。しかし、同行者に嫌がられそうなので、心の中で叫んでいた。


オオハクチョウ
Whooper Swan

サンゴソウも赤く色づき始め、オオハクチョウもいたりと、冬まっしぐらな雰囲気ですが、これだけ寒くなってきても蚊は多い。この場所の蚊は、海岸に住み、黄色いくせに刺してくる。(一般の蚊(アカイエカやトウゴウヤブカ)は黒いのしか刺さないけど…)ほんで刺すとき痛い、刺さってる間痛い、抜いた後はなまら腫れる。走攻守三拍子そろった、蚊界のイチローみたいなやつだ。


キアシシギとトウネン
Grey-tailed Tattler & Red-necked Stint

シギもほんの少し。他にはハマシギとソリハシシギがいた。シギの飛翔はかなりかっこいい。集団で一気に翻る姿や、翼の形もシャープ。降りると、なんだかのほほんとした雰囲気になってしまうが。

せっかくなので、流し撮りでも出来ないかと粘ってみたが、憎き黄色い蚊に刺されまくって、イライラ最高潮を迎えたので退散。ああ、腹が立つ。。。


エゾトリカブトとハイイロマルハナバチ?
Ezo aconite and a kind of honey-bee

山に入るとトリカブトが花季を迎えていました。この異様な形の花が好きなのですが、この花の蜜にもトリカブトの毒はあるわけですよ。(主に根に多いが、全草に分布)アコニチン系の毒ですが、神経伝達系を阻害します。ごく少量で人は死にいたるようですが。

このハイイロマルハナバチ?はエゾトリカブトに散々もぐりこんで蜜集めをしているようでしたが、昆虫はこの毒ではやられないようです。人を含む哺乳類などの神経伝達物質と節足動物などの神経伝達物質が違うかららしいのですけれど。

逆に、獣医が犬や猫に使う、ダニやノミを駆除する首筋にポタッとたらす薬は、節足動物などの神経伝達を阻害する薬。だからノミは落ちるが、犬は死なんわけですな。

ところでこのすぐそばで養蜂してたんですけど、その蜜は大丈夫なんでしょうか…。

他に、トリカブト系はカラフトブシと思われるものがありました。ブシ、はブス(附子)のことで、トリカブトの事を指します。トリカブトを摂取すると神経麻痺が起こって、顔面の容貌が著しく変容することから、いわゆる「ブス」の語源になっているとかいないとか。(Wiki pediaに書いてあった)


ゴマフアブ
Okada’s five-lined skink

自分の最強天敵昆虫。ゴマフアブはとにかくひたすら痛い。硬くて叩いても撃退しきれない。集団で来る。シャツお構いなしに上から刺す(咬む)。見た目、そんなに凶悪ではないんだけどね。でも凶悪。


シマヘビ
Japanese 4-lined ratsnake (No line type)

この旅、唯一のヘビでした。シマヘビのムギワラタイプ、そして亜成蛇。まー、斑紋がファンキーで怒りまくると頭も三角、背面に斑紋も残るから、いわゆる「ニホンマムシにとても似てる」感じ。最初に捕まえたときはすごい勢いで怒っていたけど、途中から意気消沈。体をこわばらせてゲジゲジになってしまいました。ごめんなさい。


タマツノホコリ
A kind of myxomycete

森の中でヒグマのホカホカウンコにびびりつつ、朽木を探し回ると、ちょっと異形系の粘菌発見!タマツノホコリだろうかね。単細胞期(移動体期)から多細胞期(集合期)のちょうど移行中だったみたい。多細胞期の形状は、ほんとCoolだ。


ヤツボシハナカミキリ
A kind of longhorn beetle.

ちょっと普段見ないハナカミキリがいたので撮っておいた。ヤツボシハナカミキリというもののようだ。見たことなかったけど、少ないわけではないみたい。ハナカミキリは、もうひとつ萌えきらないんだよな~。触覚の長さか、体の大きさなのか…。自分のツボがよくわからない。

まあ、なんだかんだと結局マクロな世界のものが多かったけど、大きな生き物にあまり会えませんでした。森やら海方面にも顔を出したのに、見れた哺乳類はヒグマのウンチだけって、やる気なさすぎでしょうか。はいすいません。。。

次回は滞在中の1/3くらいはフィールドに行けるよう頑張ってみます。そういえば、久しぶりに東側でニホンカナヘビ見たよ。まだあの地域では見つけたのは2匹目だな~。少ないんだろな。

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Creeper

Mauremys japonica
Japanese pond turtle
日本石亀(ニホンイシガメ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

這う生き物は、フィールドサインに乏しい。こういう、尻尾を引きずった跡が残っていれば、姿はなくともカメが生きているのがわかる。
Creeping creatures do not show many Field signs. If there is the sign which dragged their tail even if I do not find their figure, I understand that a turtle lives in there.

でも、亀はお堀や公園の池で、見かけることがほとんど。そこに泥質の地面は少なく、フィールドサインは残らない。
But, in the case of most, it is a pond of a park that we watch a turtle. Because there is not mud in there, they do not show a field sign.

私が田んぼでニホンイシガメを初めて見たとき、草ヤブを走り抜けるカメの足音、カメが泥にどんどん潜って行く姿、泥の上のキャンバスに描かれる彼らのフィールドサインに私は感動した。
When I see the Japanese Pond Turtle for the first time in the rice field, I was impressed by the footsteps of the tortoise which could finish running a grass thicket, by the figure that a tortoise went into the mud steadily, by their field sign drawn on the canvas on the mud !

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