はね

千葉に移動して友人宅にお泊りです。

友人は私と大学同期の獣医師だけど、
今のところ、それぞれ獣医とは違う職種を進んでいる。

彼は、自分より一足先に、
モノづくりの世界へ入っていきました。

彼の作品の一部。
いろいろなものを作っているけど、
作品の根本には動物がある。
そのなかでも野生動物の占める割合はかなり高い。

特殊な粘土を使って、鳥の羽を作成している。
これはカケスの大雨覆。
実は片方が本物でもう片方は作品です。

ネットでは手触りなどは伝わらないけれど、
粘土とはいえ、やわらかく可動性なので
感触も本物に近い。

一部は固めにコーティングして、アクセサリとして利用できる。

私も今回お買い上げ。
ストラップにしました。
オナガと、カケスとコケワタガモでどれにしようかかなり迷ったけど、
思い入れのある鳥の作品を見つけたので、これに決定。

さあ、いったい何の鳥でしょう~?
(ヒント:冠羽と三列風切です)
(ヒント:西表島で見ましたが、渡りの時期には北海道でも見れることがあります)

そんな友人のサイトはこちらです。
栃木屋工房

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What a coincidence !

I went to west of Tokyo. I did field work with internet_friends. We saw 7 snakes, and met another internet_friends accidentally.

トウキョウサンショウウオの卵嚢(陸上で)
Egg sack of Tokyo Salamander

展示会のために関東地方にやってきたが、短い時間を縫って、大阪、都心、東京西部の友人が一同に集まってヘビを探すフィールドをしてきた。
職業は皆違うのだけど、共通点は「ヘビ好き」。面白い話もいっぱいできて楽しいフィールドでした。

お一方は今回の企画をしてくれた、爬虫類、両生類を愛するGさん。お一方は大阪から来て頂いた、アオダイショウの栄養を考えるTさん。そして東京西部の今回のフィールドに詳しい、デジカメでハンティングするmさん。

最初は私が以前住んでいた青梅の周りでフィールド。早速トウキョウサンショウウオの卵嚢を発見!まだ、親が若かったのか、卵嚢も小さいし中身もやや少ない感じ。
サンショウウオの卵嚢はいつ見ても不思議。水の上だと上の写真のようなものだけど、水に入れると透きとおる。

トウキョウサンショウウオの卵嚢(水中)
Egg sack of Tokyo Salamander

本当はこのバナナ型のが2つで1ペア、1匹のメスが一度に産む数っす。つまりこれは何らかの理由で片方が取れてしまってる状態でんな。
トウキョウサンショウウオはこんなものだけど、ヒダサンショウウオやヒガシヒダサンショウウオ、キタサンショウウオの水中の卵嚢はまばゆい虹色に光ることがある。
アレはスバラシイ。

ジムグリ幼蛇
Japanese Forest Ratsnake

そのとき、いろんなものをひっくり返していたヘアアーティストさんが咆哮。なんとジムグリ発見!
今年の私のヘビ初見はジムグリでスタート~!私がこの場所で見ようと思っていたヘビがアオダイショウとシマヘビだったので、ジムグリの御登場はうれしい誤算(^^)
しかしここでは、アオダイショウとシマヘビは現われてくれませんでした。

ゲンゲ(レンゲソウ)
Chinese milk vetch

私はこの花が好きなんですよ。ゲンゲが正式名だったとは知らなかった。レンゲだと思ってました。
ラーメンのレンゲと関連があったような話を聞いていたけど、どうだったかね?ちょっと前に調べたけど忘れたよ。

シャガ
Friged iris

こういう奇抜な花も好きだ。

さて、河岸を変えて今度はデジタルハンターさんのフィールドへ。

ヤマカガシ
Tiger keelback

私はお昼を食べるのでどっかり腰をおろして座り込んでしまったのですが、私がスネークセンターで入手したスネークフックをいたく気に入ったK(G)さんが
スネークフック片手に田んぼのあぜ道をがつがつ歩く。しばらくすると遠方より「オーイ」。
K(G)さんに見つかったのがこのヤマカガシ。私の住む北海道には生息しないので本州に渡るたびに見たくなるカラフルスネーク。
かなりいじり倒して思い思いの写真を撮らせてもらった。そしてテクテクとシマヘビの巨大個体を撮り逃したりしつつ、歩き回っていた。

そして驚きはここから始まる。前方に変な人が。たぶん、いや間違いなく我々も変な人だが・・・。
アオダイショウを右手に。デジカメを左手に。そして木の横で座り込んで何かの小さなものを撮っている人が。あやしい…。
しかし、今日われわれが見ていないアオダイショウを抱えている…。これは声をかけなければ。

「あのー。何を撮っているんで…?」

『ああ、ハエトリグモですよ。』

「右手のはアオダイショウ…ですよね。。ちょっと写真を撮らせてほしいのですが・・・」

このやり取りに違和感を感じない人はいないだろうけど、私はたぶんどこかでこの人を知っていると思った。アオダイショウを持ちながらハエトリグモを撮影する人種はそう多くないはず。
相手も何かを察知した様子で聞いてきた。

『あの。。ヘビ撮るんですか?』

「あ、ああ、今年の初のヘビフィールドなんで…まだアオダイショウに会えていないので…」

『どちらからいらしたんですか?』

「えーと北海道から…」

『…ばいかださんですか?』

驚きを隠せず。

当てられた。ヤバい。こちらは相手が誰だかわからない…。

「え、えええ。ハイ、ソウデス。。。あの、どちらさまで?」

ということで正体を教えてもらいました。自分の拙サイトを見てくれてコメントも以前頂いていたZさんと判明。
うわぁぁ。これは奇遇。。北海道からはるばる出てきた先でサイトを見てくれていた人に実際に会うとは…。

そして。半ば打ち解けてアオダイショウを撮らせてもらう。途中ヘアアーティストさんが合流してヤマカガシを連れてきてくれたのでZさんとも撮る。

アオダイショウ
Japanese ratsnake

そしてまたさらに奇遇は進む。

ヘビをいろいろ撮って、一息ついて大空を見上げた時。なんか見たことある人々が昆虫網持ってうろついてる。。。今回、関東に行くにあたり幸いにもいろんな方にお声をかけていただいたのですが、残念ながら予定が重複してしまってお伺いできない方もいました。

そんな人々もここに!
びっきぃとやまどじょう(リンク切れ)な方や、さくちゃんの生き物だよりな方々が。あれぇぇぇ。なんだこれ~。なんでこんな場所でこんなに密集してるんだよ~。

というか思い出した。この場所に行かないかってお誘い受けてたんですよね。ちょうど日程が重なって、まさかこの場所にフィールドに行くと思っていなかったのでお断りしていたんでした。

早く思い出して連絡いていたら良かったですね。。。凄い奇遇を重ねながら、みなさん、いろいろ自分ごとでお時間頂いてすいませんでした。

いやいや、びっくり。ほんと、びっくり。

シマヘビ
Japanese four-lined snake

その後、今回のメンバー以外の方と別れ、別の場所へ。いろいろはぐるとデジタルハンターさんがシマヘビ発見~。おお~お。
これにて本日のヘビ終了でした。

文章では細かく書いていないですが、4種7匹のヘビと出会えました。幸せー。

あれ?自分1匹も捕えてない?(^^;(逃げられたシマヘビ見ただけだ~!!)

ムーアシロホシテントウ
Ladybug sp.

このあとお茶しようと思ったら、駐車場で発見したのがこのテントウムシ。シロホシ系なので後で同定しようと思って、とりあえず写真だけ撮っておきました。ちゃんとしっかり撮っておけばよかった。(ムーアシロホシテントウは少なくはない昆虫ですが、自分自身初見だったので・・・)

このあと、お茶を飲んで、今回の参加者は各々の生息地へと戻っていきました。みんな満足ハッピーなフィールドでした~。

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徳田さんが写真展:上毛新聞

I was interviewed from the news paper. “Jyomo newspaper”

 

「上毛新聞」(紙面・群馬)で、
Japanese snakes syndrome” 開催についてのインタビューを受けました。

2009年4月29日の上毛新聞・朝刊に掲載されました。

ヘビ、トカゲ撮影の22点
きょうから太田・藪塚 徳田さんが写真展

内容は、私の紹介、経歴、そして展示している写真などについて掲載されています。
写真は、私と展示写真のショットが掲載されています。

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From upstream

Hynobius retardatus
Ezo salamander
蝦夷山椒魚(エゾサンショウウオ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D Mark III*

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サンショウウオの生態写真をきれいに撮るのは非常に難しい。
It is very difficult to take salamander’s habits photograph beautifully.

サンショウウオは夜行性のうえ隠遁性が強い。そして見られる時期(産卵期)はほとんど水の中、泥の中。
The salamander is nocturnal, and has seclusion characteristics. And time (the breeding season) to be seen with them, most of them in water  and in mud.

フラッシュを焚かず、昼間に撮れるサンショウウオの生態写真は、卵嚢に群がるオスが関の山。
The habits photograph of the salamander that can take it in daytime is a male that crowds the egg capsule.

この個体は、水底の泥の中から掬いだしたオス。写真を撮ってリリースするとほとんどの個体が身近にある物の下にもぐる。この個体はたまたま沢伝いに下流に向かって歩いた。身に接するものが無いせいか、非常に落ち着かない表情に見える。
「早く隠れたい!」
This individual is a male that scooped it from in mud in the bottom of the water. When I took this photograph and released him, he went downstream along a swamp and walked. Most individuals crawl into an imminent thing. The expression that is not settled down very much shows it probably because there is not a thing close against the body. “I want to hide early and early !”

冷水に来るようなサンショウウオを手で持っていると弱る。触るときは手を冷水に漬けたりしながら温度を抑える。手が冷たくて痛くて、撮影を止めることも多い。
When we have salamanders by hand, they weaken. I lower the temperature while soaking a hand in cold water when I touch it. Since a hand is cold and hurts, I stop photography on the way in many cases.

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Melty snow

I worked to out of Sapporo city. There was cold place, but sometime warm because the sun rised up. It was from 30.2 degF to 78.8 degF in my stay.

コヒオドシ…?
Small Tortoiseshell?

久しぶりに写真撮る以外の仕事でフィールドに出た。フィールドに一度出てしまえば、とても気分がいい。
今回は寒暖が激しく、さらに小雨。滞在中は手持ち温度計で-1℃~26℃だった。汗ばんだり凍えたり…。

雪解けは一気に進み、フキノトウもボコボコ出てる。動物たちも盛んに動き始めている。昆虫も動き始め、カエルも水辺に集まり始めていました。(札幌より寒いところなので、まだ産卵は始まっていませんでした)
また、逗留地のそばでヤマセミが通過して行ったり、エゾヤチネズミが仕事道具に飛び込んできたり、イイズナが走り抜けたり。
生き物的にはすごく運が良かったけど、例によって写真は撮れてません(^^;
しかし、本当にイイズナは可愛い。。(もしかしたらオコジョかもしれないけど)

フクジュソウ
Far East Amur adonis

なんとなくフクジュソウも撮ってみた。何も考えずに撮ったので、ぎらぎらしてるのはご愛嬌。
フクジュソウは六花亭のモカホワイトチョコレートの包み紙に描かれている。
…ずっと食べれる花だと思っていた。。。(フクジュソウは毒草です)

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More than the necessity

Melanitta nigra
Black Scoter
黒鴨(クロガモ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

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クロガモはほとんどの場合、海に浮いて生活する。彼は何かの事故にあったようだ。脚を怪我し、羽を動かすこともなかった。
The scoter floats on the sea in case of almost and lives. He seem to have been in the accident of something. He injured the leg, and did not move his wing.

この無防備では、おそらく長くは持たない。
この命が失われることで、
餌となる海の小動物は死を免れ、
あるものは食料にありつき命をつなぐ。
In defenseless of this, he will die soon. Because his life is lost, the small animal of the sea becoming the bait avoids death and the big animal which there is gets food and lives a long life for life.

私は、必要以上の命を殺したくない。
私は、必要以上に命をつなぐことはしたくない。
I do not want to kill the life more than the necessity. I do not want to save the life more than the necessity.

必要以上はいつか歪みを形成する。
The necessary above forms a distortion sometime.

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Samples

I collected salamander’s three egg sacks. This is used to research epidemics such as amphibians’ sick “Rana virus” and “Chytrid fungus”.

エゾサンショウウオの卵嚢(ボトルの下)
Ezo salamander’s egg_sack in pet bottle

エゾサンショウウオの卵嚢を採集した。基本は採集しないスタンスだけど今回は特別。現在、様々な野生の両生類の病気が危惧されている。カエルツボカビ病もラナウイルス病も、どちらも両生類の生存に深刻なダメージを与えかねない。

今、両方の病気が日本各地の個体群で調べられている。今回採集した卵嚢の個体は、残念ながら寿命は全うできないと思う。また、二度と野生には戻されないと思う。
可哀そうだが、それぞれの病原体に対してエゾサンショウウオがどのような病態、耐性を示すかの研究に使われる予定。

人間が他の野生動物の健康や個体群保護、生息数の増減に関わることは、異議さまざまあると思うし、自分の中でもスタンスは決められない。人間のエゴだと思う時もあります。

しかし、カエルツボカビ、ラナウイルスを人間が運んでいるなら話は別です。

とにかく、この卵嚢から生まれるエゾサンショウウオから何らかの結果が出てくれて、今後野生のエゾサンショウウオでこれらの病気の発生があったとき、ひいては世界の両生類で引き起こされるこの病気で何らかの治療、対策方法や病原体の正体、感染経路などが理解されていくことを望みます。

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Nice season

The egg laying of this year’s Ezo-salamander started.

エゾサンショウウオ
Ezo salamander

やほお!長い冬の終焉を告げる、エゾサンショウウオの産卵が札幌でも始まった。この場所ではエゾアカガエルはまだだったけど、それらも間もなくだろう。

去年のここの産卵開始が3/31。今年もこの産卵は時間はたっていない。去年も今年も、産卵は早いと思う。GWにはすべてが終わっている感じになると思う。

今年はラナウイルス、ならびにカエルツボカビの影響も考えて、大量死などが起きていないか気にしてフィールドしようと思う。

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Miraculous

Elaphe quadrivirgata
Japanese Four-lined Rat snake
縞蛇(シマヘビ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS KISS DIGITAL*

気付かれていない。奇跡だ!
I am not noticed by him. It is miraculous!

今までずっと蛇を追っているけど、相手に悟られず撮れた写真は2枚だけ。
I take the photograph of the snake in all this while. But only two pieces of photographs which came out without it being realized.

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Stock

Strix uralensis japonica
Ural owl
蝦夷梟(エゾフクロウ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

アメリカから客人が来て、北海道のフクロウが見たいということで、見ることができそうな場所で観察しに行ってきた。あまりこういった人が集まる場所では写真は撮らないのだが、奇妙な足をしたフクロウだったので写真を撮った。
The man came from the United States. Because he wanted to see the owl in Hokkaido, I guided him to the place where it seemed to be able to see the owl. I took the photograph because there was an owl that had a strange foot though I did not take the photograph in the place in which the person gathered too much.

怪我をしているから脚を「うろ」から投げ出しているんだろうか?それとも脚回りの腫瘍なのだろうか。とても気になるものだった。結局、彼はずっとその脚を動かすことはなかった。
Because he injures a leg, does the hollow put out a leg? Or will there be a tumor in his leg circumference? I was worried about it to me very much. He did not move the leg all the time after all.

以下の写真はやや衝撃を伴うので動物の死体を見れない方は閲覧をお控えください。
The corpse of the animal is slightly bigger, and the following photographs come out. The person who cannot look please refrain from reading.

Pteromys volans orii
Russian Flying Squirrel
蝦夷野衾(エゾモモンガ)

Photograph by Baikada (ばいかだ)
*CANON EOS 1D MK III*

家に戻って、拡大してみてわかった。小動物をがっちり持っていた。この毛色と大きさからして、エゾモモンガで間違いなさそうだ。しかも、睾丸があるのでオス。上半身はすでに食べられていたようだ。
I came back to the house and I enlarged a photograph and understood. The owl held a small animal solidly. Judging from a hair color and size, the small animal seems to be reliable in Russian Flying Squirrel. Because there are the testicles, it is male. The upper part of a body of the flying squirrel seems to have been already edible.

アメリカ人から聞いたが、フクロウの仲間は食べきれなかった獲物を手元にキープすることがあるという。この個体も夜のうちに狩ったエゾモモンガをキープしているのでは…ということだった。実に興味深い時に、エゾフクロウを確認していたのをアメリカ人と語り合った。
I heard it from an American, but it is said that the kind of the owl stocks the flying squirrel which was not able to eat at hand. This owl may have stocked the flying squirrel which he hunted during night. When I was really interesting, I showed that I confirmed an owl with an American.

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