The Leech with frog

Because I was tired of the work, I went to look for Ezo brown frog which was hibernating.


渓流の水は9℃です

図鑑の原稿書きは概ね順調だけど、ずっとパソコン、画像、資料を見ているとしんどくなってくる。

今の時期、個人的にはあまり魅力の大きなフィールドがないのだけど
エゾアカガエルの冬越し観察を始めたので2度目の観察をしてみた。


見つけにくいけど、います

止水水温9℃、渓流水温9℃、外気温9℃。
100円ショップで買った温度計壊れてないだろうな…?

早速エゾアカガエルは見つけられた。
上の写真、真中よりちょっと右下の苔の生えた石の下に
頭突っ込んでます。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

道央ではあんまり気づいてこれなかったけど、
こっちの個体も後肢の腿の婚姻色、あるね。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

タゴやナガレタゴほどじゃないけど、
皮膚は少したるんだ感じ。同じような水中適応なのかな。
痩せてるのもあるんだけども。
(ナガレタゴガエルは水からの酸素吸収目的で皮膚の表面積を増やすため
ベロンベロンの皮膚になるようだ)

左足にはヒルが付いてた。

このヒルの位置と寄生数が同じだったけど、
これって15日前のと同一個体と言えるかな?って現場では思ったけど。

ヒルはきっとずーっと同じところにくっついてないよね…。


エゾアカガエル
Ezo brown frog

婚姻瘤が発達してました。
もう、体は繁殖期なんですかね。

今回は、朽木をどけたり落ち葉掃いたり、石をはぐったけど
陸上では見つからなかった。

範囲が狭いので、見つかんないんじゃないかと思う。

渓流内では2匹。どちらもオス。
前回からの経過では、川の中の個体は全部オスだ。(4/4匹)


エゾアカガエルのヒル
Leech sp.

エゾアカガエルを観察してると後脚によくヒルがくっついてる。
このヒルが一体なんなのか、よくわからない。

ヒル、教えてくれる人はいないかなー。

このヒルが渓流性のハナビルみたいな種類だったら、
繁殖期に止水に移動した個体でも
ヒルの付いた個体≒渓流で過ごした個体
なんて言えないかなって思ったり。

しかしヒルの調べ方がわからん。
こいつがカエルの何をいただいてるのかもわからん。

ただ、カエルがこのヒルをくっつけていろんな水域に移動すれば、
ヒルにとっても分布拡大のチャンスになる
という関係はありそうだなって思う。

2010・11/20 14:00~15:00

気温9℃、止水水温9℃、渓流水温9℃

・渓流の石の下で♂2匹
・止水、湿地ではみつからず。幼生なし
・陸上堆積物等、渓流周りで個体なし

積雪0cm


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