秋めいた一週間

9月も後半になり、最低気温も10度ちょっとになった札幌の自宅周辺。動物の動きもだいぶ秋めいてきました。カツラの木の枯れた葉っぱの匂いを嗅ぐと、甘く焦げたカラメルのような、コーヒーのような匂いがしてきます。

さけ科学館情報によると自宅近くの真駒内川にも、サケが遡上しはじめたようで、家の近くの橋からもサケの遡上産卵が見られるようになったようだ。魚群の遡上数は、網走や斜里で見た数からしたらだいぶ少ないけど、やっぱメーター級の魚が泳いでるのを見ると、見ごたえがあります。自宅近くではありませんが、小樽の勝納川でサケ(シロザケ)の遡上を目にしました。

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PLフィルターがないので、少し見づらいですが、10個体くらいが見ることができました。

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まだ元気そうなオス。

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だいぶ役目を終えた感のある個体。しかし、必死に泳いでいます。・・・が、この2分後には

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ほぼ、お亡くなりの状態に。お疲れ様でした・・・。まさにスイッチが切れるように、力が抜けていくようでした。

こっちの動物も忙しく冬への備え。

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近すぎると、なんの動物かわかりにくくなりますね。これが少し引いた写真。

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エゾリスの夏毛です。公園のオニグルミやクリ、ミズナラの実を剥いたり食べたり埋めたり、忙しそうです。

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公園のリスはだいぶ人に慣れてしまってもおりますが、それでも忙しそうに走り回っていました。

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雨の合間には樹木にサッポロマイマイがくっついています。

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これらの越冬場所はどこでするんだろう。どこかに潜るにしても殻は邪魔になりそう。同じ木で変わったマイマイを見つけて、ちょっと悩ましいです。

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殻には線がなく、ヒメマイマイの線無しタイプにも似ますが、殻の形は、周りにいるサッポロマイマイとほぼ同じ、ように思うのですが見ているうちにゲシュタルト崩壊してきました。まあでも、殻口の大きいエゾマイマイではないようです・・・。軟体部の模様はよくサッポロマイマイで見るタイプです。サッポロマイマイだとすれば、こういうタイプ発生することあるんだなー。ヒメマイマイだとすれば、来年はマイマイの殻集めて、ゲシュタルト崩壊前に戻さねば。

しばらくいろんな生き物の識別に挑戦してみたけど、やっぱこういうイレギュラーあると、難しい!

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