1ST OSHORO-KOMA

9月に入り、アオダイショウの子供も元気に這いまわる今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?


アオダイショウ

とある偉人が最期の時にのこした「我が生涯に一片の悔いなし!」という有名な言葉がありますが、果たして人間にそのような卓越した精神を構築することができるのだろうか?(いや、それはない)

自分もその言葉に1歩でも近づけるように、ひとつひとつ「悔い」を減らしておる作業中ですが、生きている限り、「悔い」は増え続けることはあっても、減ることはない。

今回はその「悔い」(心残り)の一つ、「オショロコマを見たことがない」を解消する旅に出たわけでございます。道東、北見に数年住み、北海道に十数年住み、生き物を見て歩いている身でありながら、オショロコマを見たことがないと言うとかなり意外がられる。思い起こしても、北海道のイワナ属の魚はアメマスを見た記憶しか無く、オショロコマを見てみたいという憧れは常にあった。

ドクヤマドリ…?

同行人(案内人)のZ君と、ふらふらと真狩・京極方面に向かって、
現地に到着するが、釣具屋さんが全くないことに気づく。事前に持っていた道具は…。スピニングリールがついた1500円の竿と、カレイ用の仕掛け。もちろん、おもりもない。絶望に身をよじりながら、そのへんの虫を針先につけて暫く流れに虫を流してみる。

オショロコマ

なんともあっけなく20cm前半サイズのオショロコマが釣れた。釣ったこっちが、びっくりだよ…。体側の赤い斑点がとてもキレイで、見てると静かにテンション上がる。プラケに入れて写真を撮るけど、水が冷たい(水温ヒトケタ)からどうしても結露してしまって白んじゃう。水温上げるとオショロコマが弱っちゃうし、工夫しないとね。

いつかは水中で撮ってみようかな。

1匹、キレイなオショロコマを見れたのでとても満足しました。これで目的達成して、のんびりモードに突入した。(つまりはガツガツ生き物見るモード早くも終了)

せっかく真狩の近くまできているので、真狩といえばレストラン・マッカリーナだべ!(サミットで会食に使ってたと思う)ということでマッカリーナに乗り込むも定休日。「行ってみたら定休日」は、自分にとってよくあることだけど、今回は実は運が良かった。今、マッカリーナのメニューをネットで見てみたらサンダルとTシャツで食べに行くような値段ではなかった。てか、そもそも予約制だったみたい。

結局、セブンイレブン in マッカリでご飯を食べて、京極方面へ戻っていく。

京極の「ふきだし公園」で冷たい水を飲みに行ってきた。知り合いの結構多くの人が、この公園を「京極の名水公園」と呼ぶんだけど
「ふきだし公園」が正解。以前、カーナビの検索に手間取った思い出が…。(京極で名水公園という公園が見つからない…)

ヤマメ…と思われます

公園内の池の透明度はとても高く、泳いでる魚が浮いてるように見えます。

ニジマス

これだけきれいな水だと、かえって食べる物も少ないんじゃないだろうかと思ってしまうのは自分だけだろうか?上のニジマス、50cm近く。美味しそう。立派なバターソテーにしてあげたい。(ふきだし公園内は釣り禁止です)

と、池の中をよく見たら

ここにもオショロコマいるじゃん…。

ふきだし公園は訪れるのは2回目だったので、1回目の時、ちゃんと調べた上で見てれば、オショロコマ見れてたんだねー。

さて、次に見ることが出来る「我が生涯のハツモノ」の生き物はなんだろうね!

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