Seal Heaven

I went Northern limit of Hokkaido to take seals photo. I encountered a snowstorm, and I was serious on one’s way to there. There were the seals a lot there. I was very cold, but photographed a seal for a while from the daybreak.


White out
Youtube

 

今回は北海道最北の稚内でアザラシを撮影しに出かけた。途中、留萌というところで猛吹雪に会い、視界が完全にホワイトアウトするなど、難儀な状態になったが、7時間近くかけて目的地に着いた。

夜明けの港
The dawn of a harbor

いつもここに来る時は、午後になってしまう。冬の午後というのは、あまりに日が低く太陽光線は赤い。夏の間もいろいろ照り返しが強いなど問題があるので稚内で写真を取るには夜明けから朝の間がいいのではないかと今回は夜明け前に着くように行ってきた。

夜明け直後は、あまり視界も良くなく、三脚とレリーズは必須。ゴマフアザラシも大量に寝ているのが確認できた。

先ほどの写真のアップ
(岸に寝ている粒々はこれでアザラシとわかりますか?)
Spotted Seals

夜明けの時間では、ゴマフアザラシもまだ不活発。なので1頭ずつチェックしてみる。体の大小的には、いろんな大きさがあるが、いわゆる標準体形のメスっぽい成獣がほとんどで、そのまわりに幼獣がちらほら。

最初、この幼獣にまぎれてワモンアザラシなどいないか探してはみたものの、わかる限りではゴマフアザラシばかりだった。

そして少しだけいるオスっぽい成獣。こやつらはとてもでかい。体型だけみるとアゴヒゲアザラシのようにもみえるが、どうみても顔はゴマフアザラシ。

幼獣も、成獣も別種を探してみたが、いないみたいだった。

クラカケアザラシなどは斑紋でわかることもあるが、濡れていたり、乾いていたり、斑紋に個体差が大きいので斑紋だけでゴマ、ゼニガタ、ワモン、そしてアゴヒゲ等を見分けようとするのは難しいと思う。やっぱり最終的には体と頭のバランスと、顔つきに尽きると思う。

アザラシのみなさん、本当にどうもありがとうございました。

-9℃の吹きっ晒しなので耐えるのがキツイ
It is “15.8 degF” very cold.

三脚を据える手もかじかむという感覚を越えて痛い。指先は紫になってくるので、さすがにヤバいと思い、時々車に戻って手だけ温める。
却って、海の中にいるアザラシたちの方が暖かい環境にいるのかもしれない。

一通り、撮影させてもらって、日も上がってきて、日光が赤みを帯び、逆光に代わってきたので引き上げようかと考え始めた。

テトラポット大好き
She likes tetrapods.

海中に浮いているアザラシはやや近くて撮りやすいのだけどみんな同じカットになりやすい。どこまで撮るか微妙なところ。かといって、テトラポットの上のも微妙。やっぱ氷の上がいいですよね。

いずれ船で沖に出てみようと思う。

ハシブトウミガラス
Thick-billed murre

このあと、宗谷岬を越え、オホーツク海側を東に進んだ。

途中、港や岬から動物を観察したが、夜中の天気とは打って変わり、穏やかな感じになってしまったのであまり鳥も海獣も見れなかった。

ゴマフアザラシは結局全部で100+、その他海鳥のハシブトウミガラスやコオリガモなどゆっくり見ることができたが、海にぽっかり浮いてる写真しか撮れなかった。

全行程800km。一日で運転した距離としては新記録かもしれない。

Baikada’s main website
Wild Home