2014
07.17

ヤエヤマヒバァ
やえやまひばぁ

八重山ひばぁ
Hebius ishigakiensis
(Yaeyama keelback)


沖縄県石垣島産成蛇
撮影:福家 悠介

棲息地
石垣島・西表島

特徴
全長60~80cm。尾が体の1/3を占める。背面は茶褐色、頚にはV字型の明斑がある。
腹面は黄色からクリーム色。体側の前半部には黄色がかった細い横帯が並ぶ。虹彩は黄金色。


沖縄県石垣島産成蛇
撮影:福家 悠介


沖縄県西表島産・幼蛇
撮影:ばいかだ

体鱗
19列、鱗にはキールがある

習性
夜行性の傾向が強いが昼にも見る。地上性。
ガラスヒバァよりはやや大人しいが、触ろうとすると咬み付こうとする。 非常に素早い。

環境
山際の田圃のそば、水辺、山地で見られる。

食性
カエルやオタマジャクシ、まれに小型の爬虫類

幼蛇
親と変わらないが、模様が比較的はっきりしている

yaeyamahibaxa1
沖縄県西表島産・幼蛇死体
撮影:ばいかだ


ガラスヒバァ同様、デュベルノイ腺に弱毒を持つ可能性があると思われるが、現在のところは不明。
毒を刺入するための溝や管のような構造は持たない。
現状では毒による咬傷被害の報告はない。
しかし、決して大人しくはないので触る時などは咬まれないよう気をつけること。

その他
過去にガラスヒバァの亜種とされていたが、ヤエヤマヒバァは卵胎生でガラスヒバァの卵生と異なるため別種とされた。
夏から秋にかけて5~8匹の幼蛇を産む。

貴重度
生息する島では普通に見られたが、年々目撃する機会は減ってきており、かなり出会いにくいヘビになっている気がします。
日本固有種。

うんちく
このヘビの成蛇の写真を撮りたいんですが、素早くってなかなか撮れないんです。ほんと、逃げていく様子だけでこのヘビだとわかるくらいのスピードです。言い表すとすれば自転車くらいのスピード…。

参考文献
日本動物大百科5 両生類・爬虫類・軟骨魚類 平凡社
日本のカメ・トカゲ・ヘビ 松橋利光・富田京一著 山と渓谷社

注意
当ページは「へび図鑑」及び「携帯へび図鑑」の1ページです。
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なお、内容(画像を含む)の 無断転記・転載は禁止です。
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撮影、説明の作成は、ばいかだ(徳田龍弘)が行いました。
ご意見、ご興味などありましたら私のサイトもご覧ください。”Baikada.com

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