2008
07.13

ヤエヤマタカチホヘビ
やえやまたかちほへび

八重山高千穂蛇
Achalinus formosanus chigirai
(Yaeyama odd-scaled snake)

沖縄県西表島産
撮影:むしぶん

棲息地
石垣島・西表島

特徴
全長37~45cm。基本的に外見はタカチホヘビとあまり変わらない。背面は虹色光沢のある藍色がかった灰色~黒ずんだ灰色、腹面は白~黄色。虹彩は黒く、目は小さい。頸部のくびれはあまりない。
顔の鱗の頬板がなく、前額板に融合している。
また、台湾に生息する基亜種タイワンタカチホヘビ(Achalinus formosanus formosanus)とはよく似ているが、タイワンタカチホヘビの最大長は90cmにも達すると言われ、大きさにかなりの違いがある。

体鱗
25~27列、タカチホヘビアマミタカチホヘビより体鱗数が多い。

習性
個体数の発見が少なく情報不足ではあるが、生きた状態で発見されるのは夜間が多く、夜行性と考えられる。
生息環境としてはは地中性。

環境
石や木の下、柔らかく隙間の多い土環境に棲息すると思われる。具体的な発見場所は、サトウキビ畑などの耕作地や林道など。
乾燥に弱く、湿りすぎにも弱い。

食性
主にミミズを食べていると思われる。
タイワンタカチホヘビではナメクジを食べた例もあるようだが、ヤエヤマタカチホヘビはナメクジを食べるかは不明。

幼蛇
親と変わらず、サイズが小さいだけだと思われる。


無い。

その他
他のタカチホヘビの仲間同様、尾下板は2分せず、1枚で並ぶ。
1994年に記載された、日本では比較的新しい種です。

貴重度
タカチホヘビの仲間は、実は個体数が多くても地中生活、夜行性のため見つけるのは困難です。特にこの種は、タカチホヘビやアマミタカチホヘビほど頻繁には見つからないようです。
2006年版環境庁レッドリストで準絶滅危惧種。

うんちく
残念ながら作者はまだ見ていない。ヤエヤマタカチホヘビ狙いで八重山に行くこともう5回以上にはなっただろうか。
自分が帰ったあとや、周りの知人が見つけるパターンが多いです。激烈に少ないヘビではないような気がします。

注意

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写真を提供してくださった「むしぶん」さんに感謝いたします。
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説明の作成は、ばいかだ(徳田龍弘)が行いました。
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