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サキシマアオヘビ

和名:サキシマアオヘビ(先島青蛇)
英名:Sakishima green snake
学名:Cyclophiops herminae

西表島産・成蛇
撮影 ばいかだ

生息地
八重山諸島、ただし与那国島にはいない。宮古島での記録も誤りの可能性がある。

特徴
全長50~85cm。体背面は灰緑色~灰褐色で2~5本の不明瞭な暗色縦条を持つ個体もいる。頭が小さいため、体のわりに太めに見える。首のくびれはない。


石垣島産・成蛇
撮影 : ばいかだ

虹彩は黄褐色~オレンジ色。腹面は白く、模様は存在しない。


石垣島産・成蛇
撮影 : ばいかだ

体鱗
17列、まれに19列。胴の後半部以降で弱いキールを持つ場合がある。

習性
昼行性と言われたりするが夜の方が見かける頻度が高い気がする。地上性。気は荒くないが、大人しくもない。いじろうとすると威嚇姿勢をとり、咬み付く。


西表島産・成蛇
撮影 : ばいかだ

環境
山の麓~山地で見られる。頻度は高くはないが道路を横断する姿も見られる。

食性
ミミズが主食

幼蛇
淡オリーブ褐色~黒褐色の横縞が並び、やや太短い。虹彩が赤い。


西表島産・幼蛇
撮影 : ばいかだ


無い

その他
生息数は多くはないと思われる。繁殖については8月に9個の卵を妊娠していた個体が見つかっている。変異では黒化型が見られた。なんかコブラみたいに見えておっかなかった。


石垣島産・黒化型
撮影 : ばいかだ

貴重度
西表島ではちょくちょく見かけるが、出現頻度は多くない。日本固有種。2017年版環境省レッドリストで準絶滅危惧種(NT)。沖縄県のレッドリスト(平成29年)で準絶滅危惧。都道府県版のレッドリストの指定状況はこちらIUCN版(世界版)Red-List Ver3.1でLeast Concernに指定されている。

うんちく
まだまだ謎の多いヘビである。(アスファルトで引きずると他のヘビと違って空気のつまったチューブを引きずるような音がする。何でだろう…)

参考文献
日本動物大百科5 両生類・爬虫類・軟骨魚類 平凡社
日本のカメ・トカゲ・ヘビ 松橋利光・富田京一著 山と渓谷社
改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(動物編)-レッドデータおきなわ- 沖縄県文化環境部自然保護課編 2005年

シノニム
過去に当該種として扱われた学名は THE REPTILE DATABASE をご参照ください。

注意
当ページは「へび図鑑」及び「携帯へび図鑑」の1ページです。今後も新知見等出ましたら随時更新されます。なお、内容(画像を含む)の 無断転記・転載は禁止です。使用する際には「ばいかだ」に一報し、サイト名(へび図鑑)、撮影者、引用URLを掲示してください。
撮影、説明の作成は、ばいかだ(徳田龍弘)が行いました。ご意見、ご興味などありましたら私のサイトもご覧ください。”Wild home