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ヘビのへそ

ヘビにも「へそ」があることがある。へそは「臍」と書き、幼蛇の腹板には臍孔と呼ばれる縦裂が見られることがある。


撮影:ばいかだ

写真は北海道産のジムグリの臍孔。
ヘビにヘソと言うと、かなり違和感を感じる方も多いと思う。しかし、ヘソの存在意義は基本的には人間と同じです。
ヘビは、卵生と胎生のものが種類によっていますが、卵の中、あるいは母体の中で卵黄などを腹部にくっつけています。この卵黄と胎仔が繋がっていた部分が、生まれた後にふさがって臍孔になります。また、臍孔は成長に伴ってなくなります。

人間のヘソは臍帯の切り離した跡。臍帯は胎児が母親のお腹の中にいるときに母親の胎盤とつながり、酸素や養分を貰っています。生まれてしまえば、母親から養分を貰う必要もなくなるので、母親は胎盤を排出するし、胎児も臍帯が切れてヘソになります。

参考文献
よくわかる高校生物の基本と仕組み 鈴木惠子著 秀和システム (胚膜、胎盤について)
日本のカメ・トカゲ・ヘビ 松橋利光・富田京一著 山と渓谷社 (ヤエヤマセマルハコガメのへその緒)
日本の両生類・爬虫類 松井孝爾著 小学館 (クサガメのへそ)

注意
当ページは「へび図鑑」及び「携帯へび図鑑」の1ページです。今後も新知見等出ましたら随時更新されます。なお、内容(画像を含む)の 無断転記・転載は禁止です。使用する際には「ばいかだ」に一報し、サイト名(へび図鑑)、撮影者、引用URLを掲示してください。
またその他の撮影、説明の作成は、ばいかだ(徳田龍弘)が行いました。ご意見、ご興味などありましたら私のサイトもご覧ください。”Wild home