2009
07.20

ヘビのへそ

ヘビにも「へそ」があることがある。

へそは「臍」と書き、幼蛇の腹板には臍孔と呼ばれる縦裂が見られることがある。


撮影:ばいかだ

写真は北海道産のジムグリの臍孔。

ヘビにヘソと言うと、かなり違和感を感じる方も多いと思う。
しかし、ヘソの存在意義は基本的には人間と同じです。

ヘビは、卵生と卵胎生のものが種類によっていますが、
卵の中、あるいは母体の中で卵黄などを腹部にくっつけています。
この卵黄と胎仔が繋がっていた部分が、生まれた後にふさがって臍孔になります。
また、臍孔は成長に伴ってなくなります。

人間のヘソは臍帯の切り離した跡。
臍帯は胎児が母親のお腹の中にいるときに
母親の胎盤とつながり、酸素や養分を貰っています。
生まれてしまえば、母親から養分を貰う必要もなくなるので、
母親は胎盤を排出するし、胎児も臍帯が切れてヘソになります。

参考文献
よくわかる高校生物の基本と仕組み 鈴木惠子著 秀和システム (胚膜、胎盤について)
日本のカメ・トカゲ・ヘビ 松橋利光・富田京一著 山と渓谷社 (ヤエヤマセマルハコガメのへその緒)
日本の両生類・爬虫類 松井孝爾著 小学館 (クサガメのへそ)

注意
当ページは「へび図鑑」及び「携帯へび図鑑」の1ページです。

今後も新知見等出ましたら随時更新されます。
なお、内容(画像を含む)の 無断転記・転載は禁止です。
使用する際には「ばいかだ」に一報し、サイト名(へび図鑑)、撮影者、引用URLを掲示してください。

またその他の撮影、説明の作成は、ばいかだ(徳田龍弘)が行いました。
ご意見、ご興味などありましたら私のサイトもご覧ください。”Baikada.com

Comments are closed.