2009
07.07

体鱗列数

ヘビの種類の識別として体鱗列数を使うことがある。
この体鱗列数というのは、主に胴の中央部付近で計測され、その数値によって抜け殻や古い死骸でも種類の目星をつけることができる。

数え方は、画像を参考にして説明します。

撮影:ばいかだ

ヘビの腹板(腹側の細長い鱗)は数えず、細かい鱗を画像のように斜めに数えていきます。
そして反対側の腹板前まで数えることでそれぞれの種類に割り当てられた数を読み取ることができます。(写真はアオダイショウです。半面だけですが)

ただし、生きているヘビはよく動くので、数え切るにはなかなか手間がかかります。

なお、胴の中央部以外で計測すると、蛇の体が細くなっていて鱗の数も減って行くので、指標になる数値が得られません。

体鱗を数えるにあたって気をつけなければならないことは、奇形鱗の存在です。
全ての個体に見られるわけではないが、頻繁に確認できる。
奇形は鱗の欠損や癒合などで、体鱗を数える際に奇形鱗をカウントすると正確な数値が得られない。
そのため、体鱗列数は3~5か所数えて、それらから検討するのが望ましい。


撮影:ばいかだ

画像はアオダイショウの奇形鱗。

注意
当ページは「へび図鑑」及び「携帯へび図鑑」の1ページです。

今後も新知見等出ましたら随時更新されます。
なお、内容(画像を含む)の 無断転記・転載は禁止です。
使用する際には「ばいかだ」に一報し、サイト名(へび図鑑)、撮影者、引用URLを掲示してください。

またその他の撮影、説明の作成は、ばいかだ(徳田龍弘)が行いました。
ご意見、ご興味などありましたら私のサイトもご覧ください。”Wild home

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